開校記念日
2017年6月10日 13時58分本日、6月10日は本校の開校記念日でした。
今年度は土曜日だったのですが、朝礼を行って、六本木中学校のこれまでの変遷を話しました。
<以下要約>
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六本木中学校は城南中学校と三河台中学校が統合し、平成10年に開校しました。
城南中学校の跡地に現在の校舎を建築するのですが、それまでの約2年間は三河台中学校を六本木中学校の仮校舎として使用していました。
平成12年に現在の校舎が完成します。本校は当時は全国でも珍しい「教科・教室型校舎」の校舎として設計されましたので、開校当初は全国からたくさんの人が視察にきた記録が残っています。
「教科・教室型校舎」というのは、教科ごとの教室があり、生徒たちが時間割に合わせて教室を移動する方式のことです。(大学などはこの方式をとっています)
生徒の荷物はHB(ホームベース)に置き、毎時間HBに戻ってきて、教科の準備をして次の授業に行きました。
同時にノーチャイムで運営されていましたので、当時の生徒の意識は相当高かったのだと思います。
本校の教育目標の一番目を「自主」としたのは、このようなシステムの中で生徒が自主的に行動できるようにしたいという願いも含まれているという話を聞いたことがあります。
今日は、当時の雰囲気を体験するためにもチャイムを鳴らしません。自主的に行動することを目指して、「ノーチャイム」で一日過ごしましょう。
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校門を入った左手にある銀杏の木は1910年に府立第三高女(現在の都立駒場高校)の生徒たちが記念樹として植えたそうです。
この大銀杏は東京大空襲にも奇跡的に耐え、樹齢は100年を超えています。大切にしたいですね。