命の大切さを学ぶ教室
2017年10月13日 16時14分10月13日(金)の6時間目は、麻布警察署のご協力を得て命の大切さを学ぶ教室を行いました。
犯罪によってご主人と結婚間近のご長男を失ってしまった方からのお話です。
目の前で最愛の人が殺されてしまうというということは想像を絶します。
「心臓がちぎれる思いだった」と語られたことが、事件の壮絶さを表しています。
「私が死んで長男には生きていてほしかった」と語られたことは本心であったでしょうし、江戸時代であれば「仇討」が許されていたのに・・・という言葉に無念さがにじみ出ていました。
最後に伊藤様から生徒たちに向けて「お願い」として次のように話されました。
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あなたたち一人一人は親にとっては宝物なのです。授かった「たった一つの命」を大切にしてください。
いなくてもいい人なんて一人もいないのです。友達がそばにいてくれるというのとがどんなにありがたいことか・・・
みんな支えられて生きています。そして、一人一人の存在が誰かの支えになっていることを忘れないでください。
家族の絆を大切にしてください。友達を大切にしてください。周りの人を大切にしてください。
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伊藤様から語られた一言一言は大変重いものでした。たった一つのかけがえのない「命」、大切にしていきたいものです。
お礼の言葉を述べた生徒会長からは「生きている今を大切にし、一日一日を大切にしていきます」という決意で、お礼の言葉を締めくくりました。
ぜひ、ご家庭で「命」についてお子様と話す機会を持っていただきたいと思います。